テストでミスをして点数を減らしてしまった・・・。こんな経験はありませんか?
テストが終わったら、その点数ばかりが気になるでしょうが、採点された解答用紙には、その点数をとったときの足跡、すなわち、試験でできたこと、できなかったことのすべてが記録されています。
「ミスは不注意から起こる。だから次はよく注意していれば大丈夫」と考えている人はいないでしょうか。
ただ漠然と「注意しましょう」と考えるだけでは、ミスは繰り返されてしまいます。
ミスを繰り返さないためには、再び同じミスを繰り返さないように、できなかった原因、ミスをした原因を追求する必要があります。
例えば、飛行機が事故を起こしたとき、その原因、さらには原因の原因まで、時間をかけて徹底的に究明されます。
それは、同じ事故が二度と繰り返されないようにするためです。
徹底した原因の追及により、飛行機の安全性が年々向上しているのです。
テストでも同じように、原因を追及することが、ミスの再発を防ぐ最良の方法です。
ミスの原因の追求方法と再発を防ぐための方法は入塾後にお話ししますが、それでは、なぜミスをなくさなければならないのでしょうか。
テストでは、ミスを招きやすいような問題が出題されます。また、「正しいものを選びなさい」「間違ったものを選びなさい」「記号で答えなさい」「全て選びなさい」(←答えが2つ以上ある)といった指示があり、この指示に従わない場合は点数が無くなります。
学校の先生は、なぜこのようなテストを作るのでしょうか。意地悪だからでしょうか。
いえ、決してそうではありません。それは、将来社会に出たときにミスをしないことが求められているので、今からその練習をする必要があるからです。
例えば、あなたがお医者さんにかかるときに、学生時代にミスを繰り返していたお医者さんには絶対にかかりたくないと思うはずです。
かかりたいのは、自分の症状を間違いなく聞いてくれて、正しく診断し、正確な量の薬を出してくれる、決してミスをしないお医者さんでしょう。医師にはミスが許されませんから、医学部が全ての大学の学部の中で最も難しいのも、納得できるはずです。
これは極端な例でしたが、ミスが人命に関わってしまうような仕事は他にもたくさんあります。
人命に関わらないにしても、例えば、建物を建てるときに、基礎工事でミスがあれば、上に立てる建物が使い物にならなくなってしまうかもしれません。
身近な例では、レストランで注文を間違えられたり、レシピを間違えたり、その挙げ句におつりまで間違えてしまうような店には、不快なので誰も行きたいとは思いません。
このように、将来社会に出た時に犯すミスは、多くの人に大きな迷惑をかけてしまい、場合によっては人命に関わるような取り返しのつかない事態も招いてしまいます。
そうならないためにも、今からミスをしない方法、ミスをしても後から修正できるような方法を身につけていきましょう。
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